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今回は、フォルクスワーゲンの最小モデルとなるup!について紹介します。
フォルクスワーゲン up!の車名の由来
まずはフォルクスワーゲン up!の車名の由来を紹介します。
up!はLupoに由来する
フォルクスワーゲン up!の車名の由来としては、かつてフォルクスワーゲンに存在した最小モデルであるルポという車に由来します。
ルポという車の綴りは、Lupoで、これはオオカミを意味する車名でした。
そして、up!では、Lupoの真ん中の2文字を抜き出してup!としています。
では、フォルクスワーゲン ルポとはどんな車だったのかを簡単に紹介しましょう。
フォルクスワーゲン ルポとは?
フォルクスワーゲン ルポは、1998年に登場したフォルクスワーゲン最小のコンパクトカーです。
ポロよりも小さなサイズとして登場し、ポロと比べて全長が20cm短いのが特徴でした。
日本国内には1.4Lと1.6Lモデルが導入されていましたが、2006年にラインナップから消えました。
フォルクスワーゲン ルポは、その後ブラジル法人であるフォルクスワーゲン・ド・ブラジルでフォックスの名前で後継モデルが登場。
欧州と中南米でのみ販売されていました。
下の画像は、up!の先代モデルにあたるフォルクスワーゲン ルポです。
フォルクスワーゲン up!のセグメントと価格帯
フォルクスワーゲン up!はAセグメント
フォルクスワーゲン up!はAセグメントの乗用車です。
フォルクスワーゲンのラインナップで採用の車であり、セグメントの分類上もAセグメントとなる最小モデルになります。
なお、Aセグメントよりも小さいモデルとして、メルセデス・ベンツ スマートもありますが、スマートは分類上マイクロカーあるいはミニカーと呼ばれており、セグメントとしての分類はありません。
フォルクスワーゲン up!は、フォルクスワーゲンのエントリーモデル、上位モデルとしてポロがあります。
輸入車におけるAセグメントの車は、ほぼ存在しません。
あるとすれば、フィアット パンダぐらいでしょう。
アウディ A1あたりは最小モデルのドイツ車になりますが、A1は正確にはBセグメントであり、車格的には上位モデルのポロと同格になります。
国産車におけるAセグメントの車は、
- トヨタ パッソ
- トヨタ iQ
- 日産 マーチ
- スズキ ソリオ
- スバル ジャスティ
- 三菱 ミラージュ
などのモデルが該当します。
Aセグメントのイメージとしては、パッソなどに代表されるように軽自動車をベースに排気量6600cc以上のエンジンを搭載した乗用車、あるいは国産各メーカーにおける乗用車のエントリーモデルなどが該当するモデルです。
フォルクスワーゲン up!の価格は100万円台から
フォルクスワーゲン up!の価格帯は、1,652,000円~2,342,000円です。
乗用車最小モデルとなるup!は、ボディサイズ相応に車両価格も輸入車としてはリーズナブルに抑えられています。
100万円台で購入できる輸入車はほぼ存在しません。
国産車でみると同価格帯になるのが、
- トヨタ ポルテ
- 日産 ノート
- ホンダ フィット
- スバル インプレッサ
- スズキ スイフト
あたりと同価格です。
イメージ的には、フォルクスワーゲン up!の新車価格は、国産BセグメントからCセグメントの下位グレードあたりと同価格になります。
フォルクスワーゲン up!の歴代モデル
では、フォルクスワーゲン up!の歴代モデルを紹介します。
初代 フォルクスワーゲン up!(2011-)
初代フォルクスワーゲンup!は2007年のフランクフルトモーターショーにて、ニュースモールファミリーのconcept up!として登場しました。
そして、2011年からスロバキアで生産されるようになりました。
日本での販売は2012年10月1日から。
フォルクスワーゲン最小モデルということもあり、小回りの利くので狭い路地での取り回しも容易。
さらに、新世代のフォルクスワーゲンらしく、安全装備、運転支援システムも妥協無く採用されている車です。
スポーツモデルのGTIでは、116馬力の直3 1.0L ターボが採用され、軽快な走りとともに、日本の法定速度においても十分エンジン性能を発揮できる必要十分なパワーを備え、運転する楽しさを感じることができるモデルとなっています。
まとめ
ここまで、フォルクスワーゲンの採用モデルであるup!について紹介してきました。
フォルクスワーゲン up!は、非常にコンパクトであり、日常用途においての使い勝手のいい車です。
ただ、あまりにもボディサイズが小さいので、旅行の多い方にはお勧めしません。
旅行など、荷物の増える移動、長距離移動が多い場合には、上位モデルのゴルフ、パサート、さらにはゴルフヴァリアントやパサートヴァリアントなど、エンジン、ボディサイズともに余裕のあるモデルの方がいいでしょう。
フォルクスワーゲン up!の利用用途としては、日常における買い物、GTIモデルに関しては週末の日帰りドライブなどでの利用が理想です。
以上、フォルクスワーゲン up!について、参考になれば幸いです。