PY-VRP型2.5Lエンジンについて(マツダのガソリンエンジン:スカイアクティブG 2.5)

PY-VRP型2.5Lエンジンについて(マツダのガソリンエンジン:スカイアクティブG 2.5)

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今回は、マツダのPY-VPR型エンジンについて紹介します。

PY-VPR型エンジンとは?

アテンザとCX-5に搭載される2.5Lエンジンで、マツダのエンジンラインナップの中では最大排気量になります。

ディーゼルエンジンとは違い、高回転までの軽やかに回る軽快さと、大排気量による余裕の走りが魅力のエンジンです。

PY-VPR型エンジンのスペック

直列エンジン4気筒2.5L

最高出力:138kW(188PS)/5700rpm

最大トルク:250Nm(25.5kgf・m)/3250rpm

となります。

ターボは搭載されず、自然吸気エンジンとなります。

ボア×ストロークが89.0×100.0でロングストロークエンジンとなり、圧縮比は13.0と、ガソリンエンジンではかなり高めになっています。

2.2LディーゼルターボのSH-VPTR型エンジンがあげられますが、

ディーゼルエンジンとは違い、5700rpmで最高出力を迎えるエンジンはアクセル開度が大きくなった時の爽快感が違います。

高回転まで軽やかにまわる爽快な走りを得るならこのエンジンが最適です。

エンジンスペック的には、ディーゼルエンジンと馬力が同等でトルクは大幅に劣ります。

爽快感は関係になし、「ディーゼルとガソリン、どちらが速いか?」だけで比べれば、トルクの差でディーゼルエンジンに軍配が上がります。

速さとトルクで選ぶなら2.2Lディーゼル、爽快感で選ぶなら2.5lガソリン車となります。

PY-VPR型エンジンの搭載車種

PY-VPR型エンジンの搭載車種です。

アテンザ

アテンザはマツダのフラッグシップモデルであり、PY-VPR型エンジンの上質でスポ―ティなエンジンが似合うクルマです。

セダンボディは車両剛性が高く、ワインディングなどで積極的に背また走りが可能になるので、アクセル開度を上げてグイグイ走る「操る楽しさ」ならアテンザのガソリン車で決まりです。

また、GTセダン、GTワゴンであるアテンザのキャラクターからも、このガソリンエンジンが似合います。

CX-5

CX-5はマツダの都会派SUVです。

SUVから来るオフローダーなイメージから、ガソリンエンジンよりもディーゼルの力強い走りが似合いそうです。

PY-VPR型エンジンならどっちの車種が狙い目か?

何度も書いていますが、このPY-VPR型エンジンは、「高回転まで回る爽快感」が売りです。

絶対的な速さよりも、身馬一体の走りに重点が置かれているエンジンです。

また、ディーゼルエンジンよりも、質感に優れたエンジンです。

したがって、旋回性や優雅なイメ-ジの観点から、アテンザの方がおススメです。

CX-5であれば、ディーゼルのエンジン音もSUVの迫力とともに力強い印象を与えます。

実際に悪路走行になった場合でも、ディーゼルの力強いトルクは走破性を上げます。

よって、CX-5を選ぶなら、ぜひディーゼルエンジンを選びたいところです。

以上が、アテンザ、CX-5に搭載されるVY-VPRエンジンのまとめです。

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