S5-DPTS型エンジンについて(マツダのディーゼルエンジン:スカイアクティブD 1.5)
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今回は、マツダのディーゼルエンジンである、S5-DPTS型エンジンについて紹介します。
S5-DPTS型エンジンとは
マツダ S5-DPTS型エンジンは、アクセラ、デミオ、CX-3に搭載されるエンジンです。
S5-DPTS型エンジンは、マツダのディーゼルエンジンの中では最少排気量で、スカイアクティブDの技術が搭載されています。
S5-DPTS型エンジンのスペック
直列エンジン4気筒1.5Lディーゼルターボ
最高出力:77kW(105PS)/4000rpm
最大トルク:250Nm(25.5kgf・m)/1500-2500rpm(AT車)
最大トルク:220Nm(22.4kgf・m)/1400-3200rpm(MT車)
となります。
AT車とMT車では、トルクのスペックが異なります。
MT車は、手動変速の観点から、扱いやすさを増すために広い回転域で最大トルクを発生するようにセッティングされています。
これは、AT用のセッティングであればパワーバンドが狭く、変速回数が増えるためドライバーに負担が増えるためです。
MT車はできるだけ変速回数を少なくした方が乗りやすいため、広い回転域で最大トルクを発生させます。
その代わりに、最大トルク自体は220Nmに減少しています。
S5-DPTS型エンジンの特性
1400rpmという低回転から最大トルクを発揮するエンジンです。
最大トルクの250Nmは、ガソリン車の2.5Lクラスのトルクであり、アクセラやデミオの車両サイズを考えれば十分なスペックです。
最高出力の105PSは、一般的なコンパクトカーの出力です。
街乗りでは、2.5L相当の豊かなトルクで走ることができます。
アクセル開度が増すとメリットが薄くなってきますが、コンパクトカーとして十分な出力はあります。
低速トルクの太さから、鋭い立ち上がりができ、一般的なコンパクトカーよりも速いクルマと言えるでしょう。
S5-DPTS型エンジンの搭載車種
S5-DPTS型エンジンはマツダのデミオ、CX-3にのみ搭載されています。
アクセラ
マツダのコンパクトハッチバックです。
デミオは5ナンバーサイズですが、アクセラは3ナンバーサイズになります。
アクセラを選ぶ場合は、よりパワフルな上位モデルに2.2XDがあるので、そちらも参考にしてもいいでしょう。
2.2XDの場合、アテンザ、CX-5と同じ、マツダの中で最高出力のディーゼルエンジンを搭載し、さらにアクセラはアテンザ、CX-5よりも軽いので、マツダのディーゼルの中では最速の車種になります。
デミオ
マツダのコンパクトカーです。
マツダの乗用車では最少のモデルになりますが、マツダデザインが採用され、最先端のスカイアクティブDが搭載されるなど、手の込んだ造りがされています。
単なる移動手段としてではなく、コンパクトカーもしっかり作り込むところがマツダらしいですね。
CX-3
デミオをベースにしたSUVです。
CX-5よりも小さいサイズで、小回りが利いて乗りやすいです。
コンパクトカーが欲しいけど、人とはちょっと違ったクルマに乗りたい。
デザインにはこだわりたい方向けのクルマでしょう。
どちらがおススメか?
個人的にお勧めなのはデミオです。
CX-3のディーゼルであれば、アクセラの1.5XDに手が届きます。
車両サイズ的にもデミオベースのCX-3よりもアクセラが最適だと思うので、CX-3よりはアクセラをお勧めします。
もちろん、アクセラとは違い、CX-3はSUVである点は見逃せません。
今ブームのSUV、スタイリッシュなSUVに乗るなら、CX-3のディーゼルでしょう。