みなさん、こんにちは!
カーカタログどっとjpにお越しいただきまして、ありがとうございます。
当サイトでは、カーライフに役立つ情報の積極的な発信をモットーにしています!
今回は、フォルクスワーゲンのコンパクトカーであるポロについて紹介します。
フォルクスワーゲン ポロの車名の由来
フォルクスワーゲン ポロの車名の由来は、馬に乗りながらボールを操る馬術競技のポロにちなんでいます。
また同時に、13世紀から14世紀にかけてのイタリア人旅行家であるマルコ・ポーロにもちなんでいます。
マルコ・ポーロは「東方見聞録」を作成した人物でマルコ・ポーロが旅行中に見たものを記したもの。
マルコ・ポーロは、アジアでみたものの数をいつも100万といっていたことから、100万のウソがあるなんて言われ方もしているのですが、当時としては非常に夢のある書物だったことに間違いはないでしょう。
フォルクスワーゲン ポロのセグメントと価格
フォルクスワーゲン ポロのセグメントと価格から、ライバル車を見ていきましょう。
フォルクスワーゲン ポロはBセグメント
フォルクスワーゲン ポロはBセグメントに位置する車です。
日本国内の呼び方でいえば、コンパクトカーになります。
フォルクスワーゲン内の位置づけでは、up!の上、ゴルフの下という立ち位置。
輸入車におけるBセグメントの代表例は、
- アウディ A1
- フォード フィエスタ
- プジョー 207
になります。
国産車におけるBセグメントのモデルは非常に多く、
- トヨタ ヴィッツ
- 日産 マーチ
- ホンダ フィット
- マツダ デミオ
などです。
全体的に大型になる輸入車において、Bセグメントのような小型車は非常に数が限られています。
フォルクスワーゲン ポロの価格は200万円台から
フォルクスワーゲン ポロの新車価格は2,163,000円~3,778,000円です。
ドイツ車における同価格帯の車は、
- BMW 1シリーズ
- アウディ A3
の下位モデルがライバルです。
アウディA1に関してはホットハッチモデルのみとなっているのですが、通常モデルが販売されればポロrと直接的なライバルとなります。
しかし、フォルクスワーゲンよりもアウディの方が高級志向が強いので、アウディ A1の方が上級モデル&高価格となるでしょう。
国産車における同価格帯のライバルモデルは、
- トヨタ プリウス
- 日産 シルフィ
- ホンダ シビック
- スバル インプレッサ
- マツダ 3
などの2000cc前後のCセグメントがライバルになります。
フォルクスワーゲン ポロの歴代モデル
では、フォルクスワーゲン ポロの歴代モデルを紹介します。
初代 フォルクスワーゲン ポロ 86型(1975-1981)
初代ポロは86型と呼ばれており、1975年に登場しました。
アウディ50をベースとしており、実質的な違いはエンブレムだけでしたが、エンジンがアウディ50の1.1Lエンジンから、0.9Lエンジンに変更することで、アウディ50の下位モデルとして扱われた車です。
フォルクスワーゲンにおけるエントリーモデルを担うモデルとしての登場で、南ヨーロッパにおけるフォルクスワーゲンのシェア拡大に貢献したモデルです。
なお、初代ポロは4輪ドラムブレーキであり、フロントディスクブレーキはオプションとなっていました。
2代目 フォルクスワーゲン ポロ 86C型(1981-1994)
2代目ポロは86C型と呼ばれています。
初代ポロと比べて排気量がアップし、
- 1043cc
- 1100cc
- 1300cc
になりました。
なお、1043ccは初代の990ccエンジンの排気量を拡大しただけのエンジンです。
ボディは3ドアハッチバック、2ドアセダンに加えてポロクーペとする3ドアクーペモデルが登場。
フォルクスワーゲン初の過給機モデルが採用されるなど、現在のフォルクスワーゲンの基礎となる技術がふんだんに採用されているモデルです。
3代目 フォルクスワーゲン ポロ 6N型(1994-2001年)
3代目ポロは、6N型と呼ばれています。
3代目ポロからは、クラスを超えた高いボディ剛性を誇るモデルとして進化しました。
内外装の質感も向上し、解体後のリサイクル性向上を考えた素材が採用されるなど、環境問題にも配慮された車です。
3代目ポロは20世紀と21世紀の境目に登場した車。
車のデザインを見てもわかるように、一気に現代的なデザインとなっていることもわかります。
4代目 フォルクスワーゲン ポロ 9N型(2001-2009)
4代目ポロは9N型と呼ばれています。
4代目ポロでは衝突安全性の向上を理由に、ボディが拡大されています。
横滑り防止装置やサイドエアバッグが採用されるなど、安全性が向上。
失礼ながら、アウディの下位モデルとして登場し、ディスクブレーキをオプションとしていた初代ポロとは全く異なる思想です。
4代目以降、ポロ自体が車の定番モデルとなれるような方向に舵を切っていったとも読み取れる、大きな転機となっています。
5代目 フォルクスワーゲン ポロ 6R型(2009-2018)
5代目ポロは6R型と呼ばれています。
ポロでは初となる7速DSG(デュアル・クラッチ・トランスミッションのこと)が採用されています。
数多くのカーオブザイヤーを獲得し、
- 2010年 ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー
- 2010年 日本カー・オブ・ザ・イヤーのインポート・カー・オブ・ザ・イヤー
- RJCカー・オブ・ザ・イヤーで2011年次インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
を獲得しています。
なお、GTIグレードを除くモデルは、南アフリカ共和国で製造されています。
ドイツ車であってドイツ製ではないという不思議な車になっています。
6代目 フォルクスワーゲン ポロ AW型(2018-)
6代目ポロはAW型と呼ばれています。
6代目ポロではMQBが採用され、全長と全幅が拡大され、全高は低くなりました。
エマージェンシーブレーキの性能が強化されたほか、機械式パーキングブレーキモデルでは初となるStop&Go機能を搭載。
フォルクスワーゲンに乗るすべての人に最高の安全性能を提供するという、フォルクスワーゲンのプライドが現れているモデルです。
まとめ
ここまで、フォルクスワーゲン ポロについて紹介してきました。
ゴルフよりも一回り小さい車、日本でいうヴィッツなどと同じクラスの車になります。
しかし、アウトバーンでの走行を前提としてるドイツ車だけあって、国産コンパクトとは違った走りの安定感があります。
国産車であればCセグメントに手が届く価格帯ですが、あえてポロを選んでいるのは、通というか、オシャレな雰囲気があって魅力的ですね!
以上、フォルクスワーゲン ポロについて、参考になれば幸いです。